四度目の7月22日。 慎平とフェリーで出会い、彼に「南雲竜之介」の名を語った女性・南方ひづる。 彼女もまた日都ヶ島を故郷としており、携帯電話に残された謎のメッセージを解明するため、14年ぶりに帰郷していた。 「影」そして「ハイネ」の存在を知るひづるは、猟師の根津と合流し、島民の多くが「影」と入れ替わっている事を知るのだった。